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紙の切れ端

アニメの感想や購入物のレビュー、その他雑記・趣味に関することについて書いています。

獣の奏者 エリン 第15話 「ふたりの過去」  

一人で生きていく
「それができないのなら、私は一人で生きていきたいです!」

エリンの決意。

ジョウンの息子アサンがジョウンの教導師長への復帰願いを伝えたことをきっかけに二人のハチ飼いとしての生活は終わりを告げました。タイトルの「ふたりの過去」通りお互いの過去を話し合ってそれぞれ違う道へ進むことになりましたね。

エリンがジョウンに養女としてではなく獣の医術師として生きていきたいと伝えるシーンはエリンの強い意志が感じられました。エリンが命の恩人であり、4年間も面倒を見てくれたジョウンの元を離れるという決意をするまですごく悩んだと思います。ジョウンにとっては自分の娘みたいなエリンが立派に成長してくれることはうれしくもあり寂しくもあったのではないでしょうか。

14歳になったエリンは幼さよりもすでに聡明な女性な雰囲気が出ていますね。かわいい女の子からキレイで美人な女性へ変わりつつある途中って感じです。個人的にはエリンの好奇心旺盛な性格が好きなので、それは失っていないでほしいです。

次回は「堅き盾のイアル」。

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獣の奏者 エリン 第14話 「霧の民」  

霧の民
「私は霧となり、エリンがどこへ向かうのか見届けよう。それが掟に従う私の姿であり、あの時助けることのできなかったソヨンへの償いなのだ―。」

今回はナソンが大長老へソヨンとエリンのことを報告するという形での総集編でした。7話のソヨンとエリンの壮絶なシーンはいつ見てもぐっときますね・・・。

総集編なのでこれと新しいことはなかったのですが、アケ村で闘蛇が死んだ事件の真相(?)をソヨンが知っていた感じに描かれていたことが印象に残りました。「繁殖期の闘蛇にとって何が毒になるのか語らずに死んでいったのだな」と大長老が言っていたので、闘蛇に関して何か霧の民にしか知られていない秘密があるようですね。

4年後ということでエリンが大きくなっていましたが、大きいエリンに違和感を感じました。まぁ、これはそのうち慣れると思いますw今回は内面的にどう成長したのかわからなかったですけど、小さい頃の好奇心旺盛なかわいいエリンの良いところを引き継いでいてほしいです。

次回は「ふたりの過去」。

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獣の奏者 エリン 第13話 「王獣の谷」  

指笛に対する疑問
エリンは闘蛇を操り子を助ける王獣を見たとき、なぜソヨンが指笛を吹くのをためらったのかという疑問が浮かんだのです。しかしその答えを知るのはずっと後になってからでした―。

王獣との出会い

エリンが王獣の存在を間近で見たお話。いや~、王獣が闘蛇を操りながら子を助けるシーンには痺れました。その姿はまさに"王獣"と呼ばれるのに相応しいと思いましたね。
今回はソヨンが吹いた指笛と同じ音(=鳴き声)を王獣が発していたのがポイントでしたね。私はあのシーンを見て「指笛をエリンがマネして吹くのでは?」と思いましたが、見当違いでした。エリンは王獣が『奏者の技』を使うところを間近で見たことによって、ソヨンの使った指笛に興味を持ったのは間違いないと思います。この技がなぜ霧の民にしか伝わっていないのかは謎ですね。闘蛇を操るだけでなく、王獣に関わるもっと別の意味があると思います。例えば、王獣の鳴き声=奏者の技だったので王獣を引き寄せることができるとか・・・。う~ん、わかりません。

次回は「霧の民」。エリンが14歳に成長しているみたいです。

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獣の奏者 エリン 第12話 「白銀の羽」  

王獣を見上げるエリン
「王獣・・・?」

引越しをした先の山で王獣の存在をエリンが知り、初めてみるというお話。今回は王獣の描き方がすばらしかったと思います。物語のはじめから王獣の飛行している影だけを写し、エリンに王獣の羽を拾わせることで圧倒的な大きさを感じさせることで興味を湧かせ、宴会での楽しい雰囲気が冷めたところでエリンが王獣の姿を遠くに確認するという流れは王獣がいかに特別な存在であるかをその場の空気で示すことができていたと思います。
闘蛇より大きいとされる王獣なんですけど、エリンはこの王獣の奏者となるのでしょうか。

今回、エリンが音楽の才能があることが描かれていました。ジョウンの演奏した曲を一度聞いただけでマネをして演奏するというすばらしい才能です。
これってもしかしてエリンの母:ソヨンが最期に闘陀を操るために鳴らした指笛をエリンが再現できる可能性を示しているのでしょうか?奏者の技をエリンが使えるとなるとエリンの身が危うくなるかもしれませんね・・・。

次回は「王獣の谷」。

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獣の奏者 エリン 第11話 「扉の中に」  

もっと勉強して
「それでもっと勉強してお母さんみたいな―。」

こんな瞳で見つめられたらNOなんて言えませんよ~。

扉の中にはオバケではなく、ジョウンの本が隠されていました。扉の中に入らないようにジョウンがエリンを脅すつもりでオバケが出ると言ったら、逆にエリンの興味を引いてしまったようです。このあたりはとても好奇心旺盛な子供らしくてかわいいと思いました。生き生きしていたと思います。

エリンにとってジョウンの本は勉強を始める第一歩だけでなく、お母さんの死を越えてお母さんのようになりたいと思うきっかけになったようです。ジョウンはコケが雨粒を吸い込むように知識をどんどん吸収するエリンに知識を教えることを迷っていたジョウンでしたが、エリンの必死な思いを受け取って教えることを決心したようです。ジョウンがエリンに知識を教えるのを迷ったのは経験から他より秀でているということは争いに巻き込まれやすいということを知っていたからなのでしょうか。蜂飼いになる以前のジョウンにもなにかありそうですね。

次回は「白銀の羽」。

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獣の奏者 エリン 第10話 「夜明けの鳥」  

竪琴
彼が奏でた夜明けの鳥のしらべは、エリンにとって忘れられないものとなったのでした―。

今回は新キャラクターとして真王の護衛を務める"セザン"と呼ばれているイアルが出てきました。神速と呼ばれているくらい足が速く、武芸にも秀でているようですが、彼も"掟"と自分の思いとの間に揺れ動いて苦しんでいたようです。果たしてエリンに竪琴を渡したことで思いを断ち切れたのでしょうか・・・。迷った子猫を親元に帰してあげるやさしさがあることから、今後もエリンを助けてくれそうな気がします。

イアルがエリンに渡した竪琴は公式サイトのトップでエリンがもっている竪琴でしょうか。『獣の奏者』とタイトルについているくらいだからおそらくこの竪琴は結構重要なアイテムなのではないかと思ったり・・・。

次回は「扉の中に」。扉の中には何が隠されているのでしょうか?

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獣の奏者 エリン 第9話 「ハチミツとエリン」  

自己紹介
「俺はジョウンだ。蜂飼いのな。」

ジョウンはホントいい人だ・・・。
エリンがとりあえず生きてみようと思った前回から、お母さんが残してくれた世界で自分を精一杯生きてみようと決めたお話。話数の使い方が贅沢ですね。これも4クール作品のなせる業なのでしょうか。ジョウンとのやり取りの合間合間にお母さんのことが脳裏によぎるのはせつないですね。エリンに色々なことを教えてくれたのはお母さんだけに、お母さんから得た知識が出てしまうと意識していますのは仕方がないことだと思いますよ。ジョウンの言うようにエリンも思い出を糧に生きていってほしいです。

蜂飼いのジョウンに色々とミツバチや蜂飼いについての話を聞いているときにもエリンのエリンの才能が見られましたね。好奇心旺盛なだけでなく、見たことをよく観察して考えてきたからこそなんだと思います。普通は中々できないことなのにエリンは無意識でやっているからすごいね。

次回は「夜明けの鳥」。あの二人が再登場するみたいです。

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獣の奏者 エリン 第8話 「蜂飼いのジョウン」  

生きてみよう
何が幸せなのか、どう生きるべきかまだわかりませんでした。ただエリンは、まず生きてみようと思うのでした―。

ソヨンを失い悲しむエリンを助けたのは蜂飼いジョウンでした。ジョウンが蜂すらも逃げ出すオナラのおじさんだとは思いませんでしたねwでも"思い出を糧に生きるという意味をゆっくりと見つければいい"とか渋いセリフでエリンに生き方を教えていた姿はかっこよかったです。

やはりソヨンのことを思い出して泣くエリンを見るのは辛いですね。泣いているエリンにジョウンが『どんどん涙が流れでればお前を悲しませることも忘れられるようになる』というセリフに対して、ソヨンを忘れたくないから泣くのを我慢して、それでもこらえきれずに泣くシーンは目頭が熱くなりました(ノД`)

ソヨンがエリンを闘蛇から救うために使った指笛は『奏者の技』と呼ばれるもので、霧の民にしか伝えられていないもので禁忌のようでした。その秘密を守るためにナヨンはエリンを追うことになりましたが・・・ナヨンがエリンの命を狙うってことにならないでほしいです。

ハチミツとパコ
本編とは全く関係ないのですけど、このハチミツをかけて食べるパコはすごくおいしそうに見えました。イメージとしてはホットケーキみたいな感じなのでしょうか?なんだか無性にハチミツをかけた物が食べたくなってきましたよw

次回は「ハチミツとエリン」。

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獣の奏者 エリン 第7話 「母の指笛」  

ソヨン最期の言葉

「生き延びて、幸せになりなさい」

うわぁぁぁぁっ!!!(ノД`)
野生の闘蛇に人間を食べさせるとはなんと惨い刑なんだ・・・。これほどまで壮絶なシーンは他にはありませんよorz
個人的に大公の使者もソヨンを処刑するのではなく、原因追究にあたらせたらいいのにと思いました。これではまたキバが全滅してしまうという恐れがあり、また"闘蛇の裁き"にかけられる人が出てしまうと考えるとすごく不幸なことだと思います。

ソヨンがエリンを助けるために使った指笛がなぜ野生の闘蛇に効果があったのかが気になります。耳膜を切らずとも闘蛇を制御できる力、これがどうしてソヨンの言うところの大罪なのかは物語にとって重要なポイントになってくるのではないでしょうか。

話は変わりますが、ソヨンが何度もエリンに言っていたように闘蛇は恐ろしい"獣"ですね。今回の"闘蛇の裁き"であらためて実感させられました。そして獣であるあ闘蛇をキバとして育てることが人間と闘蛇の歪んだ関係であるようにも思いましたよ。

次回は「蜂飼いのジョウン」。果たしてエリンはソヨンを失った悲しみから立ち直れるのでしょうか。

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獣の奏者 エリン 第6話 「ソヨンのぬくもり」  

ソヨンのぬくもり
「おかあさーん!!」

なんとなく1話を見た時点で形はどうであれエリンとソヨンは離れ離れになるとは思っていたですけど・・・これはキツいなぁ。幸せな親子の夕食と就寝から一気に落としてきたので余計にショックが大きいです。見ていて心が苦しくなってしまいましたよ。あ~、正直エリンとソヨンの別れは見たくないです。

ソヨンのショックが大きすぎて隠れてしまってますが"人に飼われた闘蛇は鱗などは強くなるが病気などに弱くなる"とかこれからの物語に重要そうなのが出てきましたね。闘蛇を人が戦争の道具として利用するためにしていることが、人間と闘蛇の関係にとってどんな歪みを生むのでしょうか。

次回は「母の指笛」。次回予告からするとソヨンは・・・orz

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