先週の土日に行なわれた「オーディオセッション in OSAKA 2007」のレポートの続きをやりたいと思います。タイトルはその2となっていますが、実質後編です。
それでは以下レポート・・・
●YAMAHAブース

YAMAHAの今回の目玉はなんと言っても新型プリメインアンプ:
A-S2000とSACDプレイヤー:
CD-S2000でしょう。私がブースに訪れた時はイベントを行なっておらず、フリー試聴の状態だったので持参のCDをかけてもらおうと思ったんですが、先に熱心な人たちが試聴をしていたので、CDをかけてもらうことはできませんでした。音は少し聴いたところやさしいやわらかい音だなぁって感じがしましたよ。
●CECブース(?)

CECブース。とは言ってもCECが特別にイベントをしているって感じではありませんでした。写真は新型プリメインアンプ:AMP6300です。接続されていなかったのでどんな音かはわからなかったですけど、CECらしい厚みのある音なのではないでしょうか。
●maranz・B&W

おなじみmaranzブース。試聴スピーカーはもちろんmaranzが輸入代理店をしているB&Wです。左の写真ではアニバーサリーモデルの「Signature Diamond」がセッティングされていますが、実際に試聴をおこなったのは右の802Dの方です。でもイベントがはじまるまではSignature Diamondの音を聴けたので聴いていました。音は透明感のあるキレイな音で、見た目とは全然違う音でしたよwこの奇抜なデザインのスピーカーに合う部屋にするのは難しそうです。
802Dを鳴らしていたアンプたちはmaranzの11シリーズ。解説の方によるとこの11シリーズは上位モデルの7シリーズと基本は一緒らしく、アナログ・デジタルのアースのアイソレーションなどが違うようです。802Dの音はさすがというか、高解像度で抜群の透明感でした。ただ、一本84万円(税込)もするので私には到底買えません・・・。
●ロッキーインターナショナル

輸入代理店のロッキーインターナショナル。イベントで鳴らしていたのはQUADのESL2805でした。QUADは静電型スピーカーとして有名ですね。
このESL2805は電気的にいうとWBトランスと保護回路以外ESL63とほぼ同じらしいです。ボディの変更点はフレームがダイキャストになり、スピーカーの後ろに金属製のテンションバーが追加されたことみたいです。
(↑クリックすると大きくなります)このテンションバーはステンレスとアルミのハイブリット構造らしく、これによりダイナミック型とダイナミック型と同じ低音の音圧を感じる事ができたそうです。測定上はあまり変わらなかったそうですがw
イベントで静電型スピーカーについてお話をされていたので、そのことについて書きたいと思います。まず、この静電型の特徴として箱の影響を受けないとメリットがあるそうで、他のメーカーは箱のデザインに関して試行錯誤しているのに対し、ESLは箱の影響を受けないそうです。そして静電型のもうひとつの特徴が振動板がダイナミック型と比べて2桁(1/300)軽いため、振動版の制御がしやすい点だそうです。振動版に求められる要素として1)軽い・2)強くてしなやか・3)内部損失が少ないとうのがあるようで、ESLはそれを満たしているみたいです。この軽い振動版を1.6mmストロークで動作させているようなのでダイナミック型よりも入力に対してのレスポンスが良い
ようです。ESL型はアンプの信号を3000Vくらいに昇圧させて駆動させてやる必要があるため、別途電源が必要なのですが、消費電力は6Wだそうです。このことから電流がほとんど流れていないことが容易に想像できますね。う~ん、こんなとこで研究で利用している静電気力駆動に対して実感する事になるとはw
音の方は音の広がり方が自然な開放的な鳴り方で個人的にかなり好みの音でした。特にヴォーカル曲がすばらしかったです。ほしいとは思いますけど・・・一本63万(税込)は到底買えませんorz
(↑クリックすると大きくなります)ESLシリーズが有名なQUADが作っているダイナミック型スピーカーLシリーズの新しいモデル。私はQUAD11Lを使用しているので、L2になったことで何が変わったのが興味があったので訊いてみると、なんと10ヶ所以上も変更されているようです。見た目でわかるところでもウーハー・ツィーターユニット・スピーカー端子が変更されていますし、内部に関してはスピーカー端子から回路が直結されたという点が1番大きいようです。解説していただいた方によるとスピーカー端子のショートピンはL2よりもLの方が良いそうですw実際に使用するときはスピーカーケーブルを貫通させて使用するのが正解だそうですよ。私は以前から貫通させて使用していました。
余談ですが、このロッキーインターナショナルの方たちには非常に親切丁寧にこちらの質問・要望に応えていただけました。音とは直接関係ないですけど、こういった点でもQUADは好印象ですね。
前編・後編とわけて長々と書きましたが、個人的にとても楽しめたイベントでしたよ。できれば記事に書いていない他のブースにも行きたかったのですね。

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●YAMAHAブース

YAMAHAの今回の目玉はなんと言っても新型プリメインアンプ:
A-S2000とSACDプレイヤー:
CD-S2000でしょう。私がブースに訪れた時はイベントを行なっておらず、フリー試聴の状態だったので持参のCDをかけてもらおうと思ったんですが、先に熱心な人たちが試聴をしていたので、CDをかけてもらうことはできませんでした。音は少し聴いたところやさしいやわらかい音だなぁって感じがしましたよ。
●CECブース(?)

CECブース。とは言ってもCECが特別にイベントをしているって感じではありませんでした。写真は新型プリメインアンプ:AMP6300です。接続されていなかったのでどんな音かはわからなかったですけど、CECらしい厚みのある音なのではないでしょうか。
●maranz・B&W

おなじみmaranzブース。試聴スピーカーはもちろんmaranzが輸入代理店をしているB&Wです。左の写真ではアニバーサリーモデルの「Signature Diamond」がセッティングされていますが、実際に試聴をおこなったのは右の802Dの方です。でもイベントがはじまるまではSignature Diamondの音を聴けたので聴いていました。音は透明感のあるキレイな音で、見た目とは全然違う音でしたよwこの奇抜なデザインのスピーカーに合う部屋にするのは難しそうです。
802Dを鳴らしていたアンプたちはmaranzの11シリーズ。解説の方によるとこの11シリーズは上位モデルの7シリーズと基本は一緒らしく、アナログ・デジタルのアースのアイソレーションなどが違うようです。802Dの音はさすがというか、高解像度で抜群の透明感でした。ただ、一本84万円(税込)もするので私には到底買えません・・・。
●ロッキーインターナショナル

輸入代理店のロッキーインターナショナル。イベントで鳴らしていたのはQUADのESL2805でした。QUADは静電型スピーカーとして有名ですね。
このESL2805は電気的にいうとWBトランスと保護回路以外ESL63とほぼ同じらしいです。ボディの変更点はフレームがダイキャストになり、スピーカーの後ろに金属製のテンションバーが追加されたことみたいです。
(↑クリックすると大きくなります)このテンションバーはステンレスとアルミのハイブリット構造らしく、これによりダイナミック型とダイナミック型と同じ低音の音圧を感じる事ができたそうです。測定上はあまり変わらなかったそうですがw
イベントで静電型スピーカーについてお話をされていたので、そのことについて書きたいと思います。まず、この静電型の特徴として箱の影響を受けないとメリットがあるそうで、他のメーカーは箱のデザインに関して試行錯誤しているのに対し、ESLは箱の影響を受けないそうです。そして静電型のもうひとつの特徴が振動板がダイナミック型と比べて2桁(1/300)軽いため、振動版の制御がしやすい点だそうです。振動版に求められる要素として1)軽い・2)強くてしなやか・3)内部損失が少ないとうのがあるようで、ESLはそれを満たしているみたいです。この軽い振動版を1.6mmストロークで動作させているようなのでダイナミック型よりも入力に対してのレスポンスが良い
ようです。ESL型はアンプの信号を3000Vくらいに昇圧させて駆動させてやる必要があるため、別途電源が必要なのですが、消費電力は6Wだそうです。このことから電流がほとんど流れていないことが容易に想像できますね。う~ん、こんなとこで研究で利用している静電気力駆動に対して実感する事になるとはw
音の方は音の広がり方が自然な開放的な鳴り方で個人的にかなり好みの音でした。特にヴォーカル曲がすばらしかったです。ほしいとは思いますけど・・・一本63万(税込)は到底買えませんorz
(↑クリックすると大きくなります)ESLシリーズが有名なQUADが作っているダイナミック型スピーカーLシリーズの新しいモデル。私はQUAD11Lを使用しているので、L2になったことで何が変わったのが興味があったので訊いてみると、なんと10ヶ所以上も変更されているようです。見た目でわかるところでもウーハー・ツィーターユニット・スピーカー端子が変更されていますし、内部に関してはスピーカー端子から回路が直結されたという点が1番大きいようです。解説していただいた方によるとスピーカー端子のショートピンはL2よりもLの方が良いそうですw実際に使用するときはスピーカーケーブルを貫通させて使用するのが正解だそうですよ。私は以前から貫通させて使用していました。
余談ですが、このロッキーインターナショナルの方たちには非常に親切丁寧にこちらの質問・要望に応えていただけました。音とは直接関係ないですけど、こういった点でもQUADは好印象ですね。
前編・後編とわけて長々と書きましたが、個人的にとても楽しめたイベントでしたよ。できれば記事に書いていない他のブースにも行きたかったのですね。

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aquabradeさんはQUADの11Lを使っていたんですね!
私も11Lは視聴したことがありますがすごくバランスの良い音ですよね。
あの大きさであの音はビックリしましたョ。
それにしてもB&WのSignature Diamondは独特な形ですねf^_^;