fc2ブログ

紙の切れ端

アニメの感想や購入物のレビュー、その他雑記・趣味に関することについて書いています。

キャシャーン Sins 第24話 「巡り咲く花へ」  

成長したリンゴ
「キャシャーンに会える時まで私は、生きていく。」

"死"があってこそ、真の"生"がある―。

キャシャーンsinsもついに最終回。キャシャーンは守りたいものが滅びゆくことに対して為す術もなく、ただ嗚咽を漏らし、その死を見つめ受け入れるだけしかない・・・これほどヒーロー的でないヒーローも珍しかったのではないでしょうか。オージやリューズが滅びゆくシーンには目頭が熱くなりましたよ・゚・(ノД`)・゚・

最終的にキャシャーンは溢れるほど"生"を生み出すルナに対して死を与える存在になることで真の"生"を示す存在になったようです。結局、過剰な"死"も過剰な"生"のどちらにも真の"生"は存在せず、世界の均衡を崩すということなんでしょうね。なんとなくですけど、キャシャーンもルナも神話に登場するようなキャラクターのように感じました。二人のやっていることはまさに神だと思いますし。

最終回なので簡単に総評をしたいと思います。キャシャーンsinsは滅びの世界を描いているせいか、全体的に暗い感じがするのですけど、物語がすごく練られていてすごくおもしろかったです。数々の見ごたえのある演出も魅力のひとつですね。さらに、1話限りの登場にするにはもったいない魅力的なキャラクターもたくさん出てきたこともキャシャーンsinsの世界観を感じて楽しむことができた理由のひとつだと思います。世界観的に若干万人には勧めにくいところはありますが、はまればこれ以上にない魅力を持った作品だったと思います。

にほんブログ村 アニメブログへ
(↑クリックお願いします。)

スポンサーサイト



コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する
この記事のトラックバックURL


このところ感想を書くのをサボっていましたが、最終回ということで書きます。キャシャーン sins 24話 「巡り咲く花へ」 の感想。 「考える...
[2009/03/20 23:49] メルクマール
 【ストーリー】ルナと共にロボットたちに癒しを与える事を選んだブライキング・ボス。ルナと共にロボットたちに癒しを与える事を選んだブライキング・ボス。だが、彼の中には果たして自分の選択が正しいものなのか、という疑問が消えずにあった。ルナの下を去ったキャシ...
[2009/03/21 02:42] 無限回廊幻想記譚
★★★★★★★★★☆(9:素晴らしい!) 癒しを受け入れず、静かに花を育てて暮らすキャシャーン達。 やがて訪れたオージーとリューズ...
[2009/03/21 15:23] サボテンロボット
「いいの?永遠の命を与えても・・・」 「生きられるならそのほうが良いんだ・・・僕に否定なんてできない・・・!  ただ!  君が、君...
[2009/03/21 17:15] Free Time.
(終)キャシャーン Sins 第24話 「巡り咲く花へ」 評価: ── 死を忘れると、どうして命まで忘れてしまうんだろう 脚本 ...
[2009/03/23 20:26] いーじすの前途洋洋。