「キャシャーンに会える時まで私は、生きていく。」"死"があってこそ、真の"生"がある―。キャシャーンsinsもついに最終回。
キャシャーンは守りたいものが滅びゆくことに対して為す術もなく、ただ嗚咽を漏らし、その死を見つめ受け入れるだけしかない・・・これほどヒーロー的でないヒーローも珍しかったのではないでしょうか。オージやリューズが滅びゆくシーンには目頭が熱くなりましたよ・゚・(ノД`)・゚・
最終的にキャシャーンは溢れるほど"生"を生み出すルナに対して死を与える存在になることで真の"生"を示す存在になったようです。結局、過剰な"死"も過剰な"生"のどちらにも真の"生"は存在せず、世界の均衡を崩すということなんでしょうね。なんとなくですけど、
キャシャーンもルナも神話に登場するようなキャラクターのように感じました。二人のやっていることはまさに神だと思いますし。
最終回なので簡単に総評をしたいと思います。キャシャーンsinsは滅びの世界を描いているせいか、全体的に暗い感じがするのですけど、物語がすごく練られていてすごくおもしろかったです。数々の見ごたえのある演出も魅力のひとつですね。さらに、1話限りの登場にするにはもったいない魅力的なキャラクターもたくさん出てきたこともキャシャーンsinsの世界観を感じて楽しむことができた理由のひとつだと思います。世界観的に若干万人には勧めにくいところはありますが、
はまればこれ以上にない魅力を持った作品だったと思います。
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